3度の飯よりオタク業

オタクがつらつらといろいろ書きます

日プのオタクが石田亜佑美ちゃんのことをオススメしてくれているらしい

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寝ても醒めてもアイドルが大好きでお馴染み・私です。

 

どうやら日プの一部のオタクたちが我が最推し様ことモーニング娘。'19/石田亜佑美ちゃんのことをオススメ(?)してくれているらしい。石田ヲタ、その気持ちに応えるべくブログを書くことにしました。というか流れに乗じて推しの宣伝をしたいだけのオタクですすまんな。

正直に申し上げますと、現段階で私は日プのことについては全くと言っていいほど無知です。何だかよく分からねぇが一部の日プのオタクが亜佑美ちゃんのことを褒めてくれている…!? そんな雰囲気で駆けつけました。オタク、推しを褒められるとどこまでも走っていけそうな気がするよ。だって好きなんだもん。一部のオタクっていうかまじで本田康祐さんのファンの皆さんありがとうございます。微力だけど投票するからな……任せて………

 

ところでもうご存知であることを前提にしていたのでモーニング娘。についての説明をまだしていませんでしたね。今年のROCK IN JAPAN FES. で炎天下の中MCなしで50分歌って踊り続けた体力オバケ集団です。その結果グラスステージ(約6万人収容)をパンパンにしキャリアハイを更新。その上「去年初めて私たちはフェスに立たせて頂いたんですよ。モーニング娘。って 20 年以上続いていても新たに開拓できるところがたくさんあって、それが私たちの良さだなって思うので。だからこれからは、もう右肩上がりしかしません」と言い放った激強な超絶かっこよくてかわいいアイドルです。

 

めちゃめちゃイキってブログ書くで〜〜って言った割にいざ書くとなると書きたいことが多すぎて何書いたらいいか分からん(オタクあるある)

プロフィールとか載せようって思いましたけどね!そんなん事務所のHP見れば分かるんですわ!↓

http://www.helloproject.com/morningmusume/profile/ayumi_ishida/

 

オタク考えたの。自分が逆の立場だったら何を知りたいか?って。自分で調べてすぐ分かることなんて求めてない。めちゃめちゃニッチでいいからオタクが好きなポイントが知りたい。とりあえず取り急ぎ宮城県出身/22歳/メンカラはロイヤルブルー/死ぬほどかわいい だけ覚えてください。

 

というわけで只今より細かすぎて伝わらない(かもしれない)石田亜佑美ちゃんの好きなところ選手権を開催します。拍手!

 

その1 ダンスが上手い

細かすぎて伝わらない(かもしれない)とか大見得切っといて1番分かりやすいところ出してくるよね〜〜〜自分が1番分かってますので悪しからず…

亜佑美ちゃんは元々地元・仙台で楽天イーグルス チアリーディングスクールに通っていたり、地元の事務所にも所属してガールズユニットのダンサーとしても活動していた所謂ダンス経験者としてモーニング娘。に加入します。亜佑美ちゃんの1つ上に鞘師里保という天才的なパフォーマンス能力をもつ先輩がいて2人は良きライバルとしてダンススキルを磨いていくのですが…この話はまた今度。

私は素人なので具体的にどういうスキルがすごいとかは言えないのですが、素人目で見ても彼女のダンスがとてつもなく凄いことは明らかにわかります(語彙)。

小柄だけどステージでは誰よりも大きく見えるし、大きく動くだけじゃなくて指先や足先などの細かい動きも何もかも素晴らしいんです。あと鬼のような体幹でダンスが全然ぶれない。もう私の拙い語彙力じゃ説明しきれないからYouTubeで見てくれ…。朝礼体操とか新メンバー(15期)へのダンスレッスンとかオタクオススメ。朝礼体操は真ん中の白い服を着た子が亜佑美ちゃんです。mvだと愛の軍団かジェラシージェラシーかAre you Happy? あたりかな〜

亜佑美ちゃん含むハロープロジェクトのダンスメンと言われる3人がハロプロ20周年を記念してダンスについて真面目に話している動画も「ハロプロ座談会」で検索すれば無理で見れちゃう。そう、ハロプロオフィシャルYouTubeチャンネルならね。

 

 

その2 仕事に対する姿勢

とにかく真面目で丁寧。これに尽きる。亜佑美ちゃんがデビューしてから今日まで、沢山のコンサートツアーや舞台、握手・チェキ・サイン会、各種FCイベント、お渡し会etc ほぼ欠席したことがない(あくまでほぼ)。足を捻挫した時も痛い中ステージに上がってくれて、ファンとしては心配だけど気持ちはすごく嬉しかった。いつまでも魅せ方の研究は怠らず、某雑誌で「ちょっとしたところでカメラを意識しているのがわかるようなことをするから、やっぱり『見ているんだな』って」とスタッフさんから褒められたんですよ…いつも傍で支えてくれているスタッフさんに褒められるのとてつもなく嬉しくないですか…?

あと石田亜佑美さんのインタビューで私が大好きなのがこれ。

最近視野が広くなったと感じる瞬間は、メンバーを見ていて「ああ、この子、今疲れてるな」っていうのが分かる時。そういうときはその子に対して「頑張ろうね!」って曲中に声をかけてます。(中略) そういうことがこっそりとステージの上で行われています。それらを通じて、最近はメンバーの体調が分かるようになりました。

(カメラは)めちゃくちゃ意識してます。会場でのリハーサルで「あ、私はこの場面で映ってるんだ」ってわかったら意識してカメラ目線にしてみたり。あとは、あえてカメラ目線じゃなく、楽しんでる表情だけを撮ってもらうこともあります。でも、それはあえて意識して楽しんでいる顔をしているということなので、結局、2時間の間、常に意識していますね。しかもリハーサルでは映ってなかったのに、本番になったら映ってたりすることもあるので、それを考えるとたとえ自分が映っていない場面でも常に気は抜けないです。いつ撮られてもいいように構えています。

(グループ内で)1番下だった時は、何か自分からアクションを起こさないと埋もれるだけだったんですよ。だから石田亜佑美という存在をどうやってアピールするか、そればかり考えていました。今はそんなことよりもグループ全体がどう見られるかが重要。「自分はグループの中でどういう役回りをするべきか?」とか「これはグループのためになるのかな?」とか、そういった発想なんです。

(シンメで踊ることの多かった先輩メンバー卒業時)「私1人で目立つことができるのかな?」って自分と向き合って葛藤することになりましたし。(中略)自信があるかどうかって、やっぱり自然と表に出てくるものなんですよ。ダンスって、その人の考えが出ちゃうものだから。(中略) だって冷静な話、石田亜佑美がどこで1番目立てるかといったら、それはダンスしかないんです。そのダンスで遠慮なんかしていたら、そもそも私なんてグループには必要ないということになる。自分のダンスを好きと言ってあげないと、可哀想ですよ。私のダンスが可哀想。だって私のダンスは一生懸命頑張っているんですから。

 

分かります?伝わります???この仕事人感。えぇ、石田亜佑美さんは仕事人なんです。常に努力を忘れない。モーニング娘。が大好きで、人一倍の熱量を持ってるんです。この熱量を直に感じるのはやっぱりコンサートですね。オタクあるあるで「今目が合った!」って思う瞬間ってあるじゃないですか。亜佑美ちゃんを目で追ってると比喩じゃなくまじで目が合うんですよ。どんなに遠い席でも「あ、こっちを今見てくれてるんだな」と感じます。そのくらい楽しませようという気持ちが強い人なんです。

元々筋肉が付きやすい体質ではあるけど、「ファンの方を幻滅させてはいけない」とトレーニングを重ねてずっと努力しているところも大好きです。見てくださいこの腹筋。

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今日びこんな腹筋割れてるアイドルそうそういませんよ。

そしてね〜元来マメな性格っていうのもあるんでしょうがほとんど毎日ブログを更新してくれてインスタも毎日とまではいかないけど結構こまめに更新してくれて有料コンテンツで週1回のコラム連載もしてるんですよ〜〜〜 上手く言えないけどこういうところが好きです。ほんと好き。

 

その3 人柄

「外食久しぶりだね〜」

「うちってなんで外食少ないんだろ?」

「ママが作るご飯が結局1番美味しいからじゃない?」

「あーそうだね〜」

 

こんな会話が飛び交う温かな家庭で健やかにすくすくと育った亜佑美ちゃんは、それはそれは優しい子です。

亜佑美ちゃんがモーニング娘。に加入したのは2011年9月29日。そう、震災の時はまだ地元仙台にいたんです。

https://ameblo.jp/st-girls/entry-10848419307.html

先ほども言いましたように、亜佑美ちゃんは仙台でガールズユニットのダンサーとして活動していました。こちらはそのユニットのオフィシャルブログで、震災の約1ヶ月後に更新された亜佑美ちゃんの記事です。

今日みたいに大好きなこと(dance)ができる!!って、とても幸せなことなんですよね
普段当たり前のことが
今はすごく幸せに思えます。
私はこういうときに
いろんな方に元気をあげられる人になりたいな‥

みなさんとお会いできる日は
まだ遠いかもしれませんが、
それまではブログを通して
私の元気をみなさんに伝えていきたい!!!

大きな震災から1ヶ月足らず、亜佑美ちゃんは当時14歳。彼女が感じていた不安や戸惑いは計り知れません。それなのに「こういうときにいろんな方に元気をあげられる人になりたい」「ブログを通して私の元気をみなさんに伝えていきたい」ってすっっっっごく優しいでしょ。私はこのブログを時折読み返しては涙しています。

地元仙台、ひいては東方地方に対しての愛がとっても強くて、仙台では「あらあらかしこ」という番組に出演していますし、コンサートで東方へ行く時は「東北魂」を口にすることが多いです。

 

この頃と比べると言葉選びや文章の構成は大人になったなぁと感じますが、私は亜佑美ちゃんのブログが大好きで。それは私が石田亜佑美ヲタだからというだけでなく、なんか彼女の気持ちや考えをダイレクトに見せてもらっているような感じがしてすごく温かな気持ちになるからなんです。メンバーの卒業発表時なんかはファンの気持ちに寄り添ったブログを書いてくれたり。思うんですけど、この私が感じてる温かみというのは石田亜佑美ちゃんの人間としての温かみそのものなんですよねきっと。

そして負けず嫌いで不器用。同期の工藤遥ちゃんが卒業する時、初めての"同期"の卒業で、工藤遥ちゃんに対する気持ちをこっそり有料コンテンツのコラムで吐露していたこともありました。オフィシャルブログでは書かず、有料コンテンツで記事を書くということは、当然有料コンテンツに登録している人しか見れません。だから工藤遥ちゃん本人も見ることができないんですね。つまり本人にあまり見られたくないことを有料コンテンツで書いていたと。たぶん照れるから。もう愛おしさが天元突破してるでしょほんと…

亜佑美ちゃんのことが気になってきたらまずはブログを読むことをオススメします。

 

その4 とにかくお顔がかわいい

もうねこれに尽きます。かわいい。めちゃめちゃかわいい。かわいいって正義じゃん?かわいいだけでなんでも許せる。切れ長のお目目も色素が薄くて水分量が多い茶色くてキラキラした瞳も綺麗な横顔も全部好き。舞台で男役をやったことがあるんですけど正直どこのジャニーズJrですかって感じでした…いやむしろJrじゃなくて命拾いした……貢ぎまくるところだった………

最後は亜佑美ちゃんのかわいい&かっこいい写真を大放出して終わりにします。男役の写真もあるよ。長々とありがとうございました。

 

亜佑美ちゃんのオフィシャルブログとInstagramのリンクを貼り付けておくのでぜひどうぞ。

ブログ: https://ameblo.jp/morningmusume-10ki/

Instagramhttps://instagram.com/ayumi_ishida.official?igshid=1waxjbbnu91lo

 

 

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マジLOVEキングダム入国のすゝめ

オッス!オラ音也担!みんな!マジLOVEキングダムがついに公開されたぜ!

かく言う私も無事入国したわけなんだが、全年齢どころか全人類向け作品だった。「どこがそんなにいいの?」そんな疑問にお答えすべくブログを書くぞ。

 

1.とにかくめっちゃ動く

いきなり語彙失ってごめんやけどこのひとことに尽きる。めちゃめちゃ動く。これは3次元の推しにも感じてることなんだけど、普段はアイドルって2次元(雑誌、SNS等)で見るか2.5次元(テレビ、動画等)で見ることがほとんどで呼吸してるところってあんまり意識して見たことなくない?ライブ行っても近くで見れることなんて稀だし。でもなマジLOVEキングダムでは常に前から2列目あたりからの視界だから呼吸してるのが見えるし汗かいてるのも分かる。あと眉毛も動く。すごくない?どんなにチケ運がなくてもマジLOVEキングダムを見に行けば2列目でアイドルを堪能できる。実質タダやろそんなん。

 

2.リアルとファンタジーのいいとこ取り

実際のライブで「あるある〜!」な演出もあり、「いやこんなんやっちゃいます…!?」な演出もありで見てて飽きない。多分普通のライブみたいにしても「ふーん」で終わるし、やりすぎてもこっちが引いちゃう。絶妙なバランスで構成されててみんなが想像する『うたプリ』を守りつつさらに上をいく感じ。神でしょ。

ステージの規模とセットにも着目してほしいんだけどまじでバカでかくて何億かかってんの?ってレベル。誰とは言わないけど国家予算動かせそうな人とか実家がとてもお金持ちな人が出演者にいるからその辺は問題なさそうだけどね。

あと振付がYOKO先生*1っていうアイドルの振付をたくさん手がけてる人が担当しててすごくアイドルのダンスです(語彙)。

 

3.全編ライブだからどんな人でも楽しめる

うたプリって名前は知ってるけどどんな話なのか見たことないし…」 うたプリのオタクやってて何度となく聞いてきた言葉。そりゃあこんだけ長いことコンテンツが続いててもうたプリに触れ合ったことが無い人もいれば、ずっと応援してる人、何らかの理由でコンテンツから離れた人だっている。でもマジLOVEキングダムはライブだからシナリオとか関係ない。アニメやゲームのストーリーが分からない人、ぶっちゃけた話出てくるアイドルの名前も知らない人、みんな楽しめるよ。だってライブだもん。アイドルがそこにいて歌って踊ってるだけでオタクは楽しい。「この映画がうたプリの初めてになる人はラッキーだと思います。今までのテレビアニメはドキュメンタリーです。どういう経緯でこのライブまで至ったのか見ることができます」って寺島拓篤くんも言ってた。だから別にこの映画が初めてだってなんの問題もない。映画にシナリオというものがない分窓口は広い。

そして個人的にすごく見て欲しいなと思うのは途中でうたプリから離れてしまった人たち。その人たちが離れた後もアイドルたちは絶え間ない努力を続けていて、その先にあるのがマジLOVEキングダムなわけで。プリンスたちのライブが見たいってずっと念願だったよね。プリライはやっていたけど出演するのはあくまでも声優さんだし、そのギャップを受け入れられない人も一定数いると思う。舞台挨拶で寺島拓篤くんが映画のこと「他人事みたい」って言ってたの、ある意味正しいと思うんだ。だってアイドルたちと声優さんは別人だから。これは他の誰でもないST☆RISHQUARTET NIGHTHE★VENSのライブで、彼らが努力したからできるステージ。マジLOVEキングダムにはあの時思い描いていた「こんな風になればいいな」がたくさん詰まってるよ。今更出戻ってんじゃねーよなんて非難する人は誰もいないからどうか見て欲しい。プリンスたちは今もずっと君のこと待ってる。

 

 

マジLOVEキングダムは国籍や宗教も関係なければ入国審査もない、誰にも永住権が与えられる夢のような国です。が、夢ではありません。気軽に足を運んでみてくれよな!

*1:マジLOVE1000%の振付も担当されていたらしい。恥ずかしながら知らんかった

アイドルと永遠

もうアイドルを応援し続けて10年以上経ってしまっている。
10年以上アイドルオタクをやっていると、そりゃあもう本当にいろんなことがあった。

少し自分語りをさせてほしいのだけど、私はSMAPが大好きで小さいころからずーっと応援している。

SMAPの好きなところは?と言われてもたくさんありすぎて返答に困ってしまうけれど、強いて言うならば「永遠」を感じられるところが好きだ。
何があっても揺るがない。ぶれない。SMAPはずっとSMAP。そう思っていた。
だけど、今は皆さんご存知の通り、色々あってSMAPSMAPとしての形を保てなくなってしまった。
SMAPは私にとっての「永遠」「絶対」だったから、本当に辛かった。何を信じればいいのか、どうすればいいのか、途方に暮れていた。

そんな日々から現在に至るまでの経緯をお話しすると大変長くなるため割愛するが、ずっと考えていたことがある。

 

「アイドル」と「永遠」って何だろうか。

 

私はSMAPに対して勝手に永遠を感じていた。勝手にずっと続くものだと思ってた。全部勝手だった。独りよがりだった。ありきたりな話で全然面白くないけど、そう気づいたのはSMAPが「解散」という形を取らざるを得なくなったあとだった。
だって、「応援よろしくお願いします」「また遊ぼうね」「これからもよろしく」って、ツアーや取材でよく口にしていたから。「これからも」とか「また」とか、そういう言葉をあまりにも信じすぎて、それが「永遠」だって勘違いしてた。


彼らもSMAPとしての活動を望んでくれているって思ってはいたけど、だからと言ってそれが必ずしも叶う世界ではない。そういう現実を痛いほどに突き付けられた日々だった。

 

SMAPのファンでありながらモーニング娘。のファンでもあるのだが、ジャニーズには卒業というシステムがあまりないから「永遠」を感じやすいのかもしれない。
モーニング娘。は加入と卒業を繰り返してどんどん新しくなるグループだから、いつかはみんな卒業する。だからこそアイドルとしての一瞬のきらめきを逃したくないなと思うし、みんな心のどこかで推しの卒業のことを考えているんだと思う。

私がモーニング娘。のファンになってから何人かの卒業を見届けてきた。ファンとしてはずっとアイドルとして輝いてほしいと思う。だけど、みんな必ず卒業公演が今までのどの瞬間よりもキラキラしていて眩しくて最高にアイドルだから、本当にずるい。

 

アイドルは人に夢を見させるけど、アイドルとして生きているのは生身の人間だから、その時点で永遠なんてないって分かってる。でも、アイドルとずっと一緒に同じ夢をみて生きていきたいなって願わずにはいられない。アイドルを応援するっていうのはそれくらい幸せで、輝いていて、何にも代えがたいことだなって心の底から感じている。

 

アイドルの永遠を願っているけど、アイドルは刹那的だから輝ける。

 

この二律背反の事実に苦しめられながらも、アイドルのファンをやめることなんてできないんだろうな。

 

私のもう一人の担当である一十木音也くんが、「アイドル」と「永遠」について言及しているのだけど、私はその言葉が本当に大好きだ。 

決戦ライブが決まった時に俺言ったよね。ST☆RISHは永遠だって。ずっとずっと一緒に歩いて行けるって。でもね、今は思うんだ。永遠なんかないんじゃないかって。
だって、これから先何が起こるかなんてそんなこと誰にも分からない。ST☆RISHを続けていけなくなることだってあり得るよね。だけど、永遠じゃないからこそいいんだって、今は思えるんだ…!

永遠なんかない。でも、永遠じゃなくて今しかこの時間はないからこそ愛しく感じるし、大事だと思える。
そもそも私自身が永遠に生き続けることができないのに、アイドルに永遠を求めるのは無理な話だな、と今は思える。

 

こんなことを散々言っておいて恥ずかしい話だけれど、私は学習しないからきっとまたこの事実を忘れて永遠を願ってしまうと思う。

でも、アイドルにとってもアイドルである時間は限られていて、その限られたかけがえのない時間を「アイドル」と「ファン」として一緒に過ごすことが出来ている。

この事実があれば何があっても少しは前を向いて歩けるような、そんな気がしている。

 

シャニドルに歌ってほしいSMAPソロ曲を選んでみた ~ST☆RISH編~

SMAPST☆RISH兼ヲタである私が、独断と偏見でシャニドルに歌ってほしいSMAPのソロ曲を選んだよ!!!ずっと前からやるやる詐欺してたんですけど(仕事を言い訳に)中々できてませんでした。私がここでおすすめしてもせいぜい収録アルバムのリンクを貼るのが精いっぱいなので、聞くか聞かないかは皆さん次第です。でも本当におすすめなので一回騙されたと思って聞いてみてください。本当に。お願い。聞いてくれ。あと1人1人選んだ曲について語っていくんですけど、人によって文章が長かったり短かったりするのは別に他意はないです。

選考基準としては純粋に歌詞と曲調がシャニドルっぽいか、その曲を歌ってる姿を想像できるかで選びました。それでは発表します!

 

十木音也/ La + LOVE & PEACE(木村拓哉)ー GIFT of SMAP

この曲はあのMarty Friedmanが作曲で、木村くんがアコギを弾いてて曲調が音也くんっぽいな~と思ったのと、曲中コーラスがあるんですけど、ライブではそのコーラスをファンが歌うんです。なんかステージで歌いながらそのコーラスを楽しそうに聞いてる音也くんがすごく想像できてこの曲を選びました。あと歌詞もすごく音也くんっぽくて、

いま響きあうこの声に 声を重ね続けて 愛を歌おう
恥ずかしがらないで

 

って素敵ですよね。音也くん作詞に参加した?ってレベルでマッチしてると思うんですけどどうでしょうか。音也くんのあの優しい歌声で歌ってるところが見たいです。あとギター弾いてる音也くんみてライブ会場で軽率に死にたい。

 

聖川真斗/君がいる(木村拓哉)ーPop UP! SMAP

私は真斗くんがしっとり歌い上げている姿が本当に好きで、言葉で言い表すのが難しいんですけど、彼が歌い始めた瞬間にその空間の空気も時間も全部聖川真斗のもの、みたいになるのが何とも言えなくてですね(語彙力)。それでスローテンポの曲を選びました。あとこれもまた歌詞の話になるんですけど、

 僕は正しいの? それとも間違ってる?
もがきながら本当は過ごしてた

ってド頭で歌ってて。なんか聖川家の嫡男として生まれたけど家を継ぐことを選ばずにアイドルとして生きていくことを選んだわけじゃないですか。でもやっぱりどっちが正解なのか迷ってたと思うんですよね。大きなお家の嫡男が家を出るっていうのはそれなりの意味があるはずですし…。でも、そのあと

もう 大丈夫だから 
やっと気づいたから

探し求めてた 場所には
君がいる 君がいる 

 って続くんですよ。迷ったけど、やっぱり自分は音楽がやりたいって気づいたって。マジレジェ8話顔負けの展開ですよ(?) そして探し求めてた場所には君がいるってさ~~~~~あ~~~~(天を仰ぐ) 「君」ってきっと春ちゃんだけじゃなくてST☆RISHのメンバーも指してるんだろうな。そこに私たちファンも入れてたらいいなぁ。

 

四ノ宮那月/愛や恋や(稲垣吾郎)ーWe are SMAP!

なっちゃんにはハッピーが溢れてて、でもどこか大人っぽさを感じる曲を歌ってほしくて選びました。

あなたが毎日くれる愛の鼓動を感じ 一歩一歩築くのさ 

僕の側においでよ 手と手を To heart...

 ってめっちゃなっちゃんじゃない?幸せそうに楽しそうに歌ってる姿が目に浮かびます。あとなっちゃんはスタイルがいいので、絶対なっちゃんにしか着こなせないような超おしゃれな衣装きてステージで輝いてほしい。あと歌いながらかわいくウインクしてほしい。この曲聞いてるだけですごいハッピーになるし、歌詞も明るくて愛が溢れてるから絶対合うと思う。

 

一ノ瀬トキヤ/It Can't Be (香取慎吾)ーDrink! Smap!

この曲は全編英語の歌詞です。どうです?やばい気しかしないでしょ?キラキラ王子様曲から椅子がセクシーすぎてもはや18禁でおなじみの曲までいろんな曲を歌ってるトキヤはもはや全編英語詞の曲歌っててもなんらおかしくありません。純粋に曲が格好よくてうたってほしいのと、It Can't Beってありえないとかそういう意味らしいんですが、歌詞を和訳すると別れを切り出された彼女にちょっと待ってくれ、ってタンマをかけるような感じなんですよ。あのパーフェクトな一ノ瀬トキヤがこんな曲歌うなんてギャップありすぎてドキドキするでしょ…。

Show me your heart(君の心を見せて)
Don't be afraid (怖がらないで)

 って歌ってるのもヤバさの極みなので(語彙力)、トキヤ担のみなさんぜひ1度聞いてトキヤが歌ってるところ想像してみてください。死にます。

 

神宮寺レン/Style(木村拓哉)ーs.m.a.p.

レンくんには前々から絶対にこの曲歌ってほしい!と思っていた曲です。作曲が久保田利伸なんですけど、曲の明るさとレンくんが本来もってる明るさがマッチしていいな~と。あとなんと言っても歌詞がぴったりで、

何色(なん)にも染まらないさ
強く It's my Style
貫きたい 自分らしく 楽しまなきゃ 損じゃない 

非常識な常識 矛盾だらけ
胸に秘めた葛藤 さらけ出して
夢を夢のままにするなよ
大きく 息を すって 

 って本来の神宮寺レンを表してる気がして。小さいころから色んな場所に行って、いろんな人に出会って、良くも悪くも知らず知らずのうちに自分の押し殺し方を身に着けていたと思うんですよ。それが自分を守る術でもあったから。それが初期の頃のレンくんだと思っていて、比較的誰とでも社交的に接するけど誰のものにもならないし本当の自分は見せない、みたいな。でも最近はすごく表情が柔らかくなったし、「神宮寺レン」をすごく見せてくれているような気がするんですよね。この曲はいい意味でオレはオレだよ!って吹っ切れたレンくんを表現してると思ったので選びました。

 

来栖翔/ソウデス!(草彅剛)ーs.m.a.p.

翔くんにはやっぱり明るい曲を歌ってほしい!と思ったのと、前からラップを歌ってほしいと思っていたので選びました。絶対ラップ上手いと思うんだよな。
翔くんといえばライブでタオルを振るのが定番になっていますが、この曲はタオルじゃなくて手振りをするんです。この手振りを翔くんと一緒にやりたいがために選んだ感もあります。曲は明るくて楽しいラテン調で、楽しそうに歌ってくれると思います。あと歌詞が、

言葉の壁 ココロの壁
全部投げ出してひとつになろう
難しいことは言いたくもない
今はただあなたとココにいたい 

 って翔くんのまっすぐなところとマッチしててすごく好きです。ステージでぴょんぴょん跳ねながら歌ってほしい。

 

愛島セシル/Thousand Nights(稲垣吾郎)-MIJ

曲を聞いて3秒であなたは思うはずです。「あ、ここはアグナパレスだな」と。何を言ってるかわからねーと思うが私も何を言っているかわからない…でもこれが現実なんです本当です、めっちゃアグナパレスです。アグナの風が吹いています。
曲は日本歌謡をベースに民族的な音楽を織り交ぜたような曲調で、絶対セシルくんの歌声と合います。歌詞は気持ちを表現しているというよりは情景を描写したような歌詞で、曲を聞いてるとセシルくんの動きとか表情が目に浮かびます。内容は少し大人な歌詞なんだけど、今のセシルくんなら歌えると思うんだよな~~~…

こうしていつの間にか
もう めくるめく恋に落ちている
平気なふりをしてても
その ココロの底まで見抜かれた
あぁ 謎めいた朧月
あぁ 灼熱の甘いワナ 

 って言葉選びもセシルくんっぽくないですか?ライブで情熱的かつ優雅に歌い上げてほしい…

 

 

以上!スタリ編でした!どうでしたか?私がウザいくらいプッシュしたい気持ちが少し伝わりましたでしょうか…。これより下に収録アルバムのAmazonのリンク貼り付けておくので、レンタルもいいけど気になったらポチってみてください。

次回カルナイ編に続く!

 

GIFT of SMAP 【通常盤】

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Pop Up!SMAP (通常盤)

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We are SMAP!

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SMAP 015 / Drink ! Smap !

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super.modern.artistic.performance

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一十木音也くんお当番回を振り返って

こんばんは。つい先ほど3週にも渡る(正確には2週と3分の1程度ですが)一十木音也くんのお当番回が終了しました。皆様お疲れさまでした。音也担のみなさん、本当に本当にお疲れさまでした。お当番回終了の勢いそのままに一十木音也くんお当番回の個人的な振り返りを行いたいと思います。

 

長いお当番回の幕明け

うたの☆プリンスさまっ♪(以下、うたプリ)のお当番回というのはシングル曲発売順というのが定石化されていますので、自担のお当番回が1番最後というのは分かっていました。「お当番回が最後」ということに慣れず、そわそわしていた音也担さんも多いのではないでしょうか?私もそうです。お当番回までの間をどうやって過ごしたらいいのか全く分かりませんでした。なに?サボテン育ててればいいの?ピーマンの苦みをあまり感じない調理法の研究でもしてればいい?そうやってそわそわしている間にCDジャケットが公開されました。あのジャケ写を見た時の事、今後絶対に忘れないと思います。あの音也くんが不機嫌極まりない表情をしている…。そもそもあれは本当に不機嫌な顔なのか?どういう感情なの?もう全然分かんない。どうしたの…。そりゃあ彼だって人間ですから不機嫌になることも怒ることもありますけど、それをカメラの前で見せることはありませんでした。あくまでジャケ写なので何で彼があんな表情をしているかは全て推測でしかなく、頭は混乱するばかりで…。鳳瑛一のことが生理的に無理って言ったり曲の中で殴り合いしてたらどうしようとか色々Twitterで呟いてましたが結果どれも違っていて、そのどれよりも辛い現実が待っていました。

 

心沈む日々、そしてお当番回を乗り越えて

当番回が始まってから気の沈み方は異常でした。お腹が空いてるのにご飯が喉を通っていかない、寝付けない、これ本当に起こっていたことです。今思うと相当やられてるなぁと思いますが、「大丈夫」と自分に言い聞かせて毎日仕事をこなしてごまかしていました。何より1番辛いのは音也くんだから私が悲しかったり辛かったりする権利はないと思っていたからです。お当番回が終了するまでの間、プリライ5thの上映会や身内との食事など楽しいことは多々ありましたが、金曜日になり夜が近づくとどん底まで気持ちが沈んでいく、そんな3週間でした。

最初、音也くんは「俺の相手鳳瑛一だよ?」「七海の曲なら絶対歌いたい」と言っていて、決して「鳳瑛一と歌いたい」とは言っていませんでした。あくまで歌いたいのは七海春歌さんの曲だからであって相手は二の次。そんな印象でした。でも、11話ではあの曲を心から歌えてよかったと言っているようでした。あんなことがあって闇落ち(便宜上この言葉を使います)までしたけれど、あの曲を歌えてよかったと。また彼にとってかけがえのない曲が増えたんだと思います。私は正直まだNEXT DOORという曲を自分の中で処理しきれていないのですが、これから少しずつ少しずつ受け入れていけたらなと思います。

自担のお当番回を乗り越え、他のメンバーのお当番回のことも思い返しながら今こうして冷静に振り返り思うことがあります。それは、あの苦しさや辛さも含めてうたの☆プリンスさまっ♪なんだ、ということです。自分が好きで応援してるアイドルが苦しむところや悲しむところをすすんで見たいという人はあまりいないと思います。私たちファンの意向通りキラキラでハッピーなお話を作ることは当然できるけど、制作側はそれをしませんでした。ゲームではシャニドルたちのパーソナルな部分に触れる機会が時折ありますが、アニメではあまりないので少し忘れていたのかもしれません。あぁ、私が好きになったうたプリはこれだったんだなと。苦しくても、辛くても、これがうたプリというコンテンツなんだということを本当に強く感じました。音也担としては本当に辛いことが多かったですが、まさかこんなにも長く個人を取り上げるなんて思いもしませんでした。自担を3週にも渡ってピックアップして頂いて感謝しています。ありがとうございました。

 

刹那的なアイドルと「永遠」 

11話で音也くんは、

「永遠なんてないんじゃないかって」

「永遠じゃないからいいんだって今は思えるんだ」

 と、こう言いました。私は常々、アイドルは刹那的な存在で、だからあんなにもキラキラまぶしくて美しいんだということを言ってきました。アイドルは刹那的でいつか必ず終わりが来るということを誰もが心のどこかで感じてる。でもそれを認めたくなくて、アイドルに永遠を求めるのがファンという存在で…。その溝が埋まることは決してありません。音也くんが永遠なんてないんじゃないか、でも永遠じゃないからいいんだって言うことですごく重みがありますよね。大切な人を亡くすというある意味究極の終わりを経験している音也くんだからこそ。自担の口から永遠なんてないんじゃないかって聞くのは当然さみしいけれど、だからこそ一瞬だって逃したくないってそう思います。

エンドカードで「ずっと忘れないよ」と言っていて、プリサマ2013のことを思い出しました。

≪大人になっても、忘れない≫  ー 永遠はきっとないしいつかは終わりが来るのかもしれないけど、忘れないでいることはできる。終わりが来ても、絶対に忘れません。

 

“鳳瑛一”という人

鳳瑛一という人のことがよく分かりませんでした。いや、むしろ今も分からないことの方が多いくらいですけど、でも今回分かったのがすごく不器用な人なんだってことです。音也くんと最高の音楽を作りたいと思っていたのは本心だろうけど、やり方が不器用すぎる…。不器用で済まされないと私は思ってますけどね。まぁそのことに関しては割愛します。彼は、もしかしたらずっと本当の自分を見てほしいと思っていたのかもしれない。他でもない、彼の父に。根っこの部分で音也くんとどこか通じるものをきっと感じたんでしょう。でもひまわり畑は絶望のひまわり畑ではないし、もし仮にそうだとしてもそれはあなたが決めることではないよ。鳳瑛一さんはきっともっといろんなものを持ってるのに、気付けてないのかもしれない。ある意味今後も気になる存在にはなりました。

 

音也くんの笑顔

一度は笑えないと言っていた音也くんでしたが、最後はキラキラの笑顔を見せてくれました。アイドルと笑顔、というキーワードで一つ思い出すのが、鈴木香音ちゃんがモーニング娘。'16を卒業するとき石田亜佑美ちゃんが挨拶した言葉です。

鈴木さんがよく言う「笑顔の連鎖」って言葉が大好きなんですよ。「笑顔の連鎖」ってすっごいいい言葉だなって思ってて、せっかく鈴木さんが教えてくださったその「笑顔の連鎖」っていう言葉を、鈴木さんが卒業した後も今の私たちモーニング娘。'16で…その連鎖を絶対に止めないように、私がその笑顔を始めるきっかけの人となれるように頑張りますので

 きっとST☆RISHにとっては音也くんが「笑顔の連鎖」のきっかけの人なんだと思います。音也くんが笑えなくたってなんだって私は音也担だから音也くんのことが大好きだけど、彼の笑顔を見たいと思っている人はたくさんいるんですよね。これからもその素敵な笑顔をたくさんの人に届けてほしいなと思います。笑えない時はST☆RISHのメンバーやQUARTET NIGHTが手を差し伸べてくれるはずです。

 

改めて思うこと

音也くんの異変にいち早く気づいてくれて、誰よりも心配してくれたトキヤ、ツアー中なのに気にかけてくれた嶺二、本当にありがとうございます。生放送前なのにみんなで音也くんのことを迎えに行ってくれて、ツアー中でも遠くから見守っててくれたST☆RISHとQUARTET NIGHTのみんなには感謝しかありません。自担がこんなに素敵な人たちに囲まれていて私は幸せです。そして辛くても苦しくても自分と向き合って、また一つ大人になった音也くん。あなたのファンで本当によかった。音也くんのファンであるということがこんなにも誇らしい。走ったり歩いたり、時には立ち止まったり躓いたりしながらこれからも歩んでいく音也くんに、ST☆RISHに置いて行かれないように一生懸命付いていきたいと思います。大好きだ!!!!!!!

 

 

 

 

 

アイドルの卒業に「おめでとう」と言えるのか

先日、カントリー・ガールズPMの嗣永桃子さんがハロー!プロジェクトの卒業、そして芸能界引退を発表されました。

正直、まだ色々と整理がついていません。よく分かりません。


私がハロプロを好きになり始めたのは2014年からなので、1番最初に卒業を見届けた人は道重さゆみでした。好きになり始めて右も左も分からない状況だったので、素直に「ああ寂しいな」って思ったし、卒業後しばらくは気持ちを引きずらずにはいられなかったけど、モーニング娘。'15がいたおかげで心にぽっかり穴が開くような喪失感はありませんでした。さゆが当時何を考えていたのか私には分かりませんが、「後輩達が頼もしくなったから」「可愛さがピークのうちに卒業したい」と言っていたことはよく覚えています。


決定的に卒業というものを意識し始めたのは、他でもない鞘師里保の卒業の時です。さゆが卒業して、9期が1番上になって、これからのモーニング娘。を築き上げていくんだって信じて疑いませんでした。リーダーのフクちゃんと、センターの鞘師と、優しく包み込んでくれる香音ちゃんと、背中で語っていくえりぽんと、4人で。


でも、それは違ってた。

鞘師里保は卒業を発表、海外に留学することが決まりました。

ただただひたすらに悲しくて、卒業して欲しくなくて、そんな気持ちでいっぱいでした。虚しいことに、鞘師が卒業してから自分の中での鞘師の大きさに気づいて、本当に辛かったです。1番後悔してるのは、「鞘師卒業おめでとう」って言えなかったことです。口には出していたかも知れませんが、「おめでとう」なんて全然思えませんでした。鞘師の卒業の時にブログも書いたけど、「おめでとう」とは一言も書いていません。だって、何もおめでたくない。鞘師が卒業しちゃう。嫌だ。悲しい。寂しい。嫌だ。嫌だ嫌だ… そんなことばかり考えていました。


この頃から、卒業「おめでとう」は何に対する「おめでとう」なのかということをすごく考えるようになりました。

「ありがとう」と言われたら「どういたしまして」と返すように、「卒業」には「おめでとう」という言葉が当てはまるのは分かります。でも、アイドルの卒業って何がおめでたいんだろうか?自分が好きなハロプロからアイドルがいなくなっていく、テレビや雑誌で見られる機会が減るかもしれない、もしかしたらその姿をこれから先ずっと見られないかもしれない。それでも「おめでとう」なのか?


答えが見つからなくて、悩んで、悩んで、香音ちゃんの卒業や℃-uteの解散発表を経て、少しだけ分かったことがあります。


アイドルというのは、終わりなき道を進んでいくようなもので、時には急勾配の道だったり、場合によっては自分で道を切り開いたり、私たちの想像以上に並大抵ではないと思います。だから、自分で道の終わりを見つけられたことに対する「おめでとう」なのかもしれない。終わりのない道はどこまでも突き進んでいくことができるけど、反対に言えば自分で終わりを見つけなければいけません。ハロプロの場合は小中高生いずれかからアイドルをやっているので、長く身を置いた自分の帰る場所とも呼ぶべき場所から巣立っていくのはそれ相応の覚悟が必要です。彼女たちは、アイドルとしての終わりを見つけて、次の道へ進む覚悟を決めたんだと思います。鞘師は、海外留学。香音ちゃんは、福祉。℃-uteのみんなは、タレント活動やアパレル関係など個々にやりたいことを見つけた。そしてももは、幼児教育の道へ。

勝手にみんなずっとアイドルでいてくれるような気がしてたけど、そうじゃない。永遠なんてない。でも、刹那的だからこそアイドルは輝いていられるのかもしれない。


私の推しである石田亜佑美ちゃんも、いつか必ず卒業の日を迎える時が来ます。絶対泣くし、嫌だって散々喚くし、もしかしたら亜佑美ちゃんのいないモーニング娘。を見られなくなってしまうかもしれないけど、ゆっくりゆっくり濾過するみたいに少しずつ受け入れていって、「ありがとう、大好きだよ、卒業おめでとう」ってちゃんと言いたいと思います。まだ受け入れている途中だけど、きっとももに対しても「卒業おめでとう」って心から言える日が来ると思います。鞘師にもちゃんとおめでとうって言いたかったな。ごめんね。


ずっと、卒業に対する気持ちのやり場が分かりませんでした。ハロプロを好きになって2年、ようやく分かり始めた気がします。これから先も卒業に慣れることなんてないけど、後悔だけはしないようにヲタ活しようと思います。

シャニドルにやって欲しい役の設定を考えてみた ーROT編ー

よくTwitterで「こんな役やって欲しい!」と呟くのですが、その設定をもう少し細かく掘り下げていこうと思います。私の趣味でしかないですし、妄想100000%ですし、何より暗い役ばっかりなので苦手な方は注意してね。あくまで役です。本人の話ではありませんよ。

長くなりそうなので何回かに分けます!今回はROTちゃん編!

 

・一十木音也

「悪いことっぱいするけど本当はただ幸せになりたいだけの役』

設定:オトヤ(仮名) 25歳くらい フリーター

仕事も長く続かないし、盗みとか何回もやって何回も捕まるんだけど、何かが欲しくて盗むんじゃなくて、誰かに自分を見てほしいって思いから捕まるために盗みを繰り返してる役。実は両親はすごく優秀な人なんだけど、"オトヤ"じゃなくて"長男"としか認識されなかったから自分のアイデンティティが分かんなくなっていつしか盗みを繰り返すようになった。新人のお巡りさんがオトヤが捕まる度に聴取の担当?になって、だんだん仲良くなっていく。お巡りさんはごく普通の温かい家庭で育ったからオトヤの苦悩が理解できなくて、オトヤもそのことで八つ当たりする。最終的にオトヤは定職について新しい人生を歩んでいく っていう話。涙流しながら儚げに微笑んで「俺さ…こんなことばっかりしてるけど、本当はただ幸せになりたいだけなんだ」って言ってほしい。

・一ノ瀬トキヤ

『新米シングルファザー役』

設定:トキヤ(仮名) 28歳くらい 有名IT企業のエリート社員

超エリートで朝早くから毎日夜遅くまで仕事をしてたら妻と子(1人娘、小1)とすれ違い生活、いつの間にか妻が浮気。離婚して親権を勝ち取り娘との二人暮らしが始まる訳だけど、今まで娘の世話は全部妻に任せっきりだったから子育てにしどろもどろするパパ。ご飯作れるけど子どもの好きなメニュー知らないし、髪の毛とか結ってあげられないし、今まで全然構ってあげられなかったから娘もよそよそしいしパパ撃沈。学生時代の友人・オトヤ(仮名)が小学校で先生してて、時々オトヤのアドバイスも貰いながら少しずつパパとしてのスキルを上げていくトキヤ。コメディもありつつシリアスもありつつな話。ちなみに娘ちゃんが通う小学校とオトヤが勤める小学校は別です。

・寿嶺二

『父の急死をきっかけにある日いきなり跡を継いで社長になる役』

設定:レイジ(仮名) 33歳くらい サラリーマン

仕事人間で家庭を顧みない父(社長)が嫌いで、自分はそんな風になりたくないという思いから父の会社ではなく他社に就職。入社から10年が経ちそれなりに幸せに暮らしていたが、ある日父が病死。実は長年病を患っていた父だったが、病気については心配を掛けたくないとの思いからレイジには伝えられていなかった。父の遺言書にはレイジに会社を継いで欲しいと書かれており、レイジは葛藤する。「お父さんの最初で最後の願いを叶えてほしい」、母のこの一言で務めていた会社を辞め跡を継ぐことを決意。仕事人間だった父が見ていたものは、守りたかったものは一体何なのかを探していく、そんな話。会社のno.2(先代社長の右腕)として日向龍也演じるリューヤ(仮名)が登場します。レイジの方が当然勤続年数短いし、実質会社の舵取りをしてるのはリューヤなんだけど、リューヤは断固としてレイジを社長扱いするからレイジはやきもきしてる。


以上!3名にやって欲しい役でした〜。考えるのとてもとても楽しかったです。こういう引き出しは無駄にあるので…笑

次回!トライアングル編に続く!!!