3度の飯よりオタク業

オタクがつらつらといろいろ書きます

マジLOVEキングダム入国のすゝめ

オッス!オラ音也担!みんな!マジLOVEキングダムがついに公開されたぜ!

かく言う私も無事入国したわけなんだが、全年齢どころか全人類向け作品だった。「どこがそんなにいいの?」そんな疑問にお答えすべくブログを書くぞ。

 

1.とにかくめっちゃ動く

いきなり語彙失ってごめんやけどこのひとことに尽きる。めちゃめちゃ動く。これは3次元の推しにも感じてることなんだけど、普段はアイドルって2次元(雑誌、SNS等)で見るか2.5次元(テレビ、動画等)で見ることがほとんどで呼吸してるところってあんまり意識して見たことなくない?ライブ行っても近くで見れることなんて稀だし。でもなマジLOVEキングダムでは常に前から2列目あたりからの視界だから呼吸してるのが見えるし汗かいてるのも分かる。あと眉毛も動く。すごくない?どんなにチケ運がなくてもマジLOVEキングダムを見に行けば2列目でアイドルを堪能できる。実質タダやろそんなん。

 

2.リアルとファンタジーのいいとこ取り

実際のライブで「あるある〜!」な演出もあり、「いやこんなんやっちゃいます…!?」な演出もありで見てて飽きない。多分普通のライブみたいにしても「ふーん」で終わるし、やりすぎてもこっちが引いちゃう。絶妙なバランスで構成されててみんなが想像する『うたプリ』を守りつつさらに上をいく感じ。神でしょ。

ステージの規模とセットにも着目してほしいんだけどまじでバカでかくて何億かかってんの?ってレベル。誰とは言わないけど国家予算動かせそうな人とか実家がとてもお金持ちな人が出演者にいるからその辺は問題なさそうだけどね。

あと振付がYOKO先生*1っていうアイドルの振付をたくさん手がけてる人が担当しててすごくアイドルのダンスです(語彙)。

 

3.全編ライブだからどんな人でも楽しめる

うたプリって名前は知ってるけどどんな話なのか見たことないし…」 うたプリのオタクやってて何度となく聞いてきた言葉。そりゃあこんだけ長いことコンテンツが続いててもうたプリに触れ合ったことが無い人もいれば、ずっと応援してる人、何らかの理由でコンテンツから離れた人だっている。でもマジLOVEキングダムはライブだからシナリオとか関係ない。アニメやゲームのストーリーが分からない人、ぶっちゃけた話出てくるアイドルの名前も知らない人、みんな楽しめるよ。だってライブだもん。アイドルがそこにいて歌って踊ってるだけでオタクは楽しい。「この映画がうたプリの初めてになる人はラッキーだと思います。今までのテレビアニメはドキュメンタリーです。どういう経緯でこのライブまで至ったのか見ることができます」って寺島拓篤くんも言ってた。だから別にこの映画が初めてだってなんの問題もない。映画にシナリオというものがない分窓口は広い。

そして個人的にすごく見て欲しいなと思うのは途中でうたプリから離れてしまった人たち。その人たちが離れた後もアイドルたちは絶え間ない努力を続けていて、その先にあるのがマジLOVEキングダムなわけで。プリンスたちのライブが見たいってずっと念願だったよね。プリライはやっていたけど出演するのはあくまでも声優さんだし、そのギャップを受け入れられない人も一定数いると思う。舞台挨拶で寺島拓篤くんが映画のこと「他人事みたい」って言ってたの、ある意味正しいと思うんだ。だってアイドルたちと声優さんは別人だから。これは他の誰でもないST☆RISHQUARTET NIGHTHE★VENSのライブで、彼らが努力したからできるステージ。マジLOVEキングダムにはあの時思い描いていた「こんな風になればいいな」がたくさん詰まってるよ。今更出戻ってんじゃねーよなんて非難する人は誰もいないからどうか見て欲しい。プリンスたちは今もずっと君のこと待ってる。

 

 

マジLOVEキングダムは国籍や宗教も関係なければ入国審査もない、誰にも永住権が与えられる夢のような国です。が、夢ではありません。気軽に足を運んでみてくれよな!

*1:マジLOVE1000%の振付も担当されていたらしい。恥ずかしながら知らんかった